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[ 2015-05-12更新 ]
ペルシャ絨毯の品質を見分けるにはまず裏を見るということはすでに常識ですね。 じゅうたん鑑定団の山本正六が鑑定のコツをレクチャーいたします。
まず裏を見る方法ですが、絨毯ルーペを使用します。
(ペルシャ絨毯の中でも美術絨毯の鑑定方法)
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このペルシャ絨毯は現在制作されているものの中では最高品質のものです 種別はイスファハン ハキギ工房製です
バイルはウールです。アクセントとしてわずか数パーセントにシルクも使われています 縦糸はシルクです 裏画面で確認すると１センチ四角の中に１２ノット×１２ノットの密度があり、
ノット数は１４４万ノット/平方メートルにもなります。
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通常のペルシャ絨毯「ウール製」の高品質品は１００万ノットから８1万ノットくらいです 中級品は６４万ノットから４９万ノット普及品は３６万ノットから２５万ノットとなります ペルシャ絨毯は縦と横のノットの違いはほとんどないものです 縦と横のノット数が２本以上狂うことはめったにありません
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裏の拡大画像は上から１４４万ノット ８１万ノット ４９万ノット
となります どれも本物のペルシャ絨毯ですので 裏に出ている結び目の色の糸は表のパイルと全く同じ色になっています
裏面も別色の糸はほとんど出ていません
縦糸に対して横方向に結び目が出ているのは手織の特徴です 手織絨毯鑑定士 山本正六
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